コーリン鉛筆の9900番は
こちらの記事によると
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手元に昭和50年1月のの大手文具卸のパンフがあるので調べてみたのですが、当時の主力は深緑の軸の9900がサービスセールで売り出し中。10グロスで2Hから2Bまでの硬度をセットにして小売店に卸していたようです。一ダースは240円。
9900の上位は2020(草色?)で、一ダース360円、更にその上位は5050(ハイピアス)だったようで一ダース840円でした。・・・
という事で、この3Bと5Hってかなり珍しかったりするのかな?
と思っていると、この記事の最後のほうに、
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9900(初期)
9900番。上の画像は一本の値段が20円の時代のもの(箱の価格表示による)。写真にははっきり写っていませんが、製造所の刻印も大きく、昭和20年代末から30年代初頭を思わせる雰囲気になっている。686と平行して販売されていたかもしれない。写真は6Hのもので、発売当初はハイピアス同様、広範囲な硬度が製造されていたことをうかがわせる。 ・・・
とあったので、今回のこのコーリン鉛筆の9900番はどうも初期型らしい。
色はやっぱりファーバーカステル色の緑に金色文字。
一ダース240円。紙をはがすと、180円、その下は120円だった!
参考にさせていただいている、こちらの
『文具資料室』は本当にすごい!
このコーリン鉛筆の9900番と一緒に、502、526、540、577も手に入ったんでそのうち、UPしよう!
540のロゴは
『文具資料室』[LINK]で
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恐らくドイツのファーバー・カステルの字体の影響でしょう。同時代の三菱鉛筆もそっくりの書体を使っていました。 ・・・
という特徴ある字体。1ダース60円とある。
後はどれも同じようにしか見えないけど・・・。どれも1ダース60円。上に360円のシールが貼られているものもある。ものすごい高騰だな。
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